6月は下旬を中心に記録的な猛暑になりました。
7月に入ってからは上旬、中旬に雨の量が多くなりました。
8日、梅雨前線が北上して陸地から離れたため
近畿、中国、四国、東海で梅雨雨が発表されました。
近畿では、例年より13日早く、昨年より9日早く、
1951年からの統計開始以来、3番目に早い梅雨明けになりました。
雨は、降る時には集中して降り、降らないときは降らないと
メリハリがきいていて、梅雨の期間に降った量は大阪で410.5ミリ、
平年の161%となりました。
梅雨明けが発表された8日、大阪ではニイニイゼミの
初鳴きも観測されており、早い夏の訪れが感じられました。
平均気温 降水量 日照時間
大阪 27.9度 145.0ミリ(92%) 185.4h(102%)
京都 27.9度 138.0ミリ(63%) 151.5h(106%)
舞鶴 27.0度 129.5ミリ(72%) 180.0h(122%)
神戸 27.4度 162.5ミリ(107%) 191.8h(110%)
豊岡 27.0度 135.5ミリ(75%) 170.6h(115%)
彦根 27.3度 103.5ミリ(48%) 201.0h(120%)
奈良 26.3度 139.5ミリ(84%) 155.3h(95%)
和歌山 27.0度 226.5ミリ(156%) 202.4h(98%)
潮岬 25.7度 390.5ミリ(134%) 172.7h(92%)
全国的に見ると、上旬は北日本で気温が高く、
中旬は東日本で気温が高くなりました。
台風は4個発生しましたが、一番影響が大きかったのが6号。
7月12日に南鳥島近海で発生した台風6号は、発達しながら西へ進み、
次第に北上。海水温が、台風の発達するのを助ける28度以上ということで
一次、超大型で非常に強い台風にまでなりました。
西日本では台風が近づく前から太平洋側に雨雲がかかり
高知県馬路村魚梁瀬では降り始めからの雨量が1199ミリに達し、
記録的な大雨になりました。
魚梁瀬では19日の日降水量が851.5ミリで、
これまでの日降水量の記録を43年ぶりに塗りかえました。
(これまでは、1968年三重県尾鷲市の806.0ミリ)
近畿でも、奈良県上北山村で18日、19日の2日間で
822ミリの雨が降りました。
これは7月、1ヶ月で降る雨の量(382.9ミリ)の2倍以上です。
台風は離れている時の方が暖かく湿った空気が流れ込み大雨になり、
西日本に近づく頃には発達した雨雲は近畿より東へ移りました。
20日0時30分頃、徳島県南部に上陸し、その後、紀伊半島を通過して
日本の東の海上を進みました。
7月下旬、27日から30日にかけては
前線が日本海から新潟県、福島県に停滞し、大雨になりました。
梅雨の時期に見られるような気圧配置で
前線の北側には涼しいオホーツク海高気圧、
南側には太平洋高気圧があり、
その間で、同じ所に次々と雨雲が流れ込みました。
この大雨は、
「平成23年7月新潟・福島豪雨」と名づけられました。